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2017 新年のごあいさつ  院長 草野英二

ごあいさつ
平成29年の年頭に当たって JCHOうつのみや病院 院長 草野英二
皆さん新年明けましておめでとうございます。
昨年は波乱の一年でしたが本年が地域の皆様にとりましても、当JCHOうつのみや病院にとりましても素晴らしい一年になるように祈念したいと思います。
昨年は譲渡問題で揺れた一年でしたが、雀宮地区の住民の皆様、雀宮地区医師会、宇都宮市医師会、栃木県医師会の先生方、薬剤師の方々、自治医大の皆様、また当院の職員の皆さんの献身的な努力により何とか切り抜けることが出来ました。JCHO本部はもとより宇都宮市も栃木県も当院の譲渡反対の意見書を厚労省に上げて頂き大変感謝致しております。
院長
さて、地域医療機能推進機構(JCHO)法の中に「この地域で現在我々が提供している医療と同程度の医療が提供できる組織であれば譲渡も可能である」との文言があったので、今回のようなことが起きたと考えられます。しかし、一般常識では「我々の病院が医療経営上存続が難しいので譲渡したい」と申し出るのが最初だと思います。しかし、今回の事例は「我々ならびにJCHO本部も譲渡はしない」と言っているにも関わらず「譲渡して欲しい」というやり取りがJCHOに移行した3年前からありました。我々は何のことか分からないままに時間だけが過ぎましたが、宇都宮市医師会、県医師会、保健所、県や市の健康福祉課から譲渡を希望している医療機関があるので出てきて説明して欲しいと要請があり、JCHO本部の役員と私や事務部長がその都度「譲渡はするつもりはありません」と回答を繰り返してきました。
そうこうしているうちに、昨年5月に市の保健所から住民に対する譲渡に関わる説明会を行うとの連絡があり、住民の皆さんに我々と譲渡を希望する医療機関の説明会が個別に行われ、最終的には民意が最重要ということで署名活動に発展して「譲渡反対」が圧倒的多数で支持され現在に至っているわけです。この間、多くの方々にお世話になりましたが、最終的には厚労大臣から「JCHO本部はうつのみや病院を譲渡する必要はない」との回答が得られれば解決ということになります。
今回の譲渡問題を通していろいろと勉強になりました。一つは我々の病院が地域の皆さんや医師会の先生方のリクエストに適切に対応する必要があるということです。それは午後の診療時間の延長、土日の日直、宿直体制や救急患者さんの受け入れ態勢など病院の診療体制をさらにしっかりする必要があるということです。勿論、産科などを整えて欲しいとの要望があっても自治、獨協両大学病院が医師を派遣できない現在は無理だとは思いますが・・・・。
また、病院のような公共性を帯びた組織であっても経営状況が黒字を計上することは極めて重要だということです。以前、私は病院というところは企業のように利潤を追求する組織ではないので黒字化することはむしろ悪いことのように考えていた節がありますが、そうではなく健全経営をするということは、医療活動が活発に行われているということで、それはひいては患者さんへの貢献に繋がるということです。病院の職員の士気高揚、病院関係の業者の方々への支払い、地域の方々への有形無形の貢献なども含み、将に一石三鳥の秘策なわけです。また、公的な組織ですので赤字ではむしろ国民の負担になるという観点から売却、譲渡も視野に入るということです。
いずれにしましても病院の黒字化も進み、譲渡問題がほぼ解決に近ずきつつありますが、まだ具体的に医師が増えたわけでもありませんので、現段階では残念ながら地域の皆様のリクエスト全てには応じることが出来ない状況にあります。年度変わりの4月からは新しい陣容で臨みたいと考えておりますので、是非ともご理解を賜りたいと考えております。
弘法大師の言葉に“物の興廃は必ず人に由る。人の昇沈は定めて道に在り。”という文言がありますが、現代語訳としては“物の興廃は必ずその人によります。また、人の浮き沈みは必ずその人の道の学び方にあります。”ということです。つまり、組織が興廃するのは偏に指導者その人の器量によるところに依るのであって他に原因を求めることはできないということです。その意味では今回譲渡問題が起きたのは全ては院長たる私の不徳の為せる業と心得ており、猛省をしているところでございます。また、人の浮き沈みは道理に叶った生き方をするかどうかに掛かっているわけで、理に叶わなければ当然のことながら失敗し、辛酸をなめることになるということだと思います。
これらを肝に銘じて今年一年を過ごして行きたいと考えておりますので、地域の皆様、職員の皆さんの尚一層のご支援を宜しくお願い申し上げます。以上を持ちまして私の新年のご挨拶とさせて頂きます。
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