センター長挨拶


みなさんは、一次予防、二次予防、三次予防という言葉を聴かれたことがありますか。

一次予防とは、生活習慣の改善や予防接種などにより病気を予防することです。二次予防とは、病気の早期発見、早期治療により重症化を防ぐことです。三次予防とは、病気の治療過程における指導やリハビリテーションにより社会復帰を促したり、再発を防止したりすることです。
少子高齢化が急速に進み、介護やリハビリといった三次予防的な分野のニーズが高まっておりますが、同時に、誰もが末永く健康で過ごせるように一次予防、二次予防も重要です。これにより、定年後も元気に働ける方々が増える可能性があり、医療費の削減にも繋がります。
健診の目的は、健診結果を基に生活習慣の改善を促し病気を予防する一次予防と、病気の早期発見により早期治療に繋げ、重症化を防ぐ二次予防の2つです。当施設はJCHOうつのみや病院に併設しており、各科専門医による読影、専門保健師による充実した保健指導を行っております。さらに、健診結果から精査・治療が必要になった場合には自施設での対応が可能です。皆様の健康管理に、JCHOうつのみや病院健康管理センターをご活用頂けましたら幸いです。

JCHO うつのみや病院健康管理センター長
宇賀神 卓広