平成29年度 JCHOうつのみや病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 148 | 37 | 56 | 68 | 128 | 198 | 599 | 837 | 770 | 202 |
当院を退院された患者さんの年齢階級別患者数(10歳ごと)です。
70代の患者さんが最も多く、続いて80代、60代と続いており、昨年と比較して患者さんの層に変化はありません。
また、当院では小児科の入院患者も受け入れているため、10歳未満の患者さんも一定数退院しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 32 | 6.63 | 6.64 | 0 | 58.72 | |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 29 | 6.76 | 7.4 | 0 | 58.79 | |
060335xx99x00x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 24 | 11.13 | 10.91 | 0 | *66.21 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 21 | 11.71 | 8.98 | 0 | *69.71 | |
060020xx99x00x | 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 17 | 17.53 | 11.11 | 5.88 | 75.88 |
外科は、腹腔鏡を用いた胆のう結石や胆のう炎の手術を行った患者さんが多く、同じく胆のう炎で保存的加療後退院された患者さんと続きます。この他に、DPC算定対象外のため集計結果に反映されていませんが、鼠径ヘルニアの手術目的の患者さんも多く受け入れています。
消化器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 45 | 11.2 | 10.61 | 8.89 | *75.16 | |
060020xx04x0xx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし | 16 | 9.5 | 8.73 | 0 | *73 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 15 | 27.33 | 20.83 | 13.33 | *82.13 | |
060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 13 | 8.85 | 7.87 | 0 | *76 | |
0400801499x001 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 | 13 | 24.15 | 13.51 | 7.69 | *86.23 |
消化器科は、胆管結石や胆管炎に対して、内視鏡的治療を行った患者さんが症例数1位となっています。その他、肺炎の患者さんも多く受け入れています。
循環器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 44 | 29.2 | 17.71 | 2.27 | *80.36 | |
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 36 | 4.17 | 3.03 | 5.56 | 69.47 | |
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 23 | 5.39 | 4.62 | 0 | 68.22 | |
050130xx9901xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり | 10 | 17.6 | 19.53 | 0 | *74.7 | |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | - | - | 16.38 | - | - |
循環器科では、心不全や狭心症等の虚血性心疾患を中心に多く受け入れています。また、カテーテル検査・治療を多数施行しています。
呼吸器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2 なし | 20 | 41.85 | 19.65 | 10 | 71.25 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし | 12 | 15.67 | 12.34 | 0 | *74.17 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 11 | 26.82 | 20.83 | 36.36 | *81.45 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし | 11 | 9 | 3.59 | 0 | 70.82 | |
040040xx99000x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 10 | 13.9 | 14.6 | 0 | 79.6 |
呼吸器科は、肺炎や肺炎を疑う感染症疾患の患者さんが上位を占めます。また、肺の悪性腫瘍の患者さんも多く受け入れています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 112 | 25.43 | 23.14 | 2.68 | 65.65 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし | 21 | 38.38 | 19.94 | 4.76 | *77.38 | |
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 21 | 61.67 | 27.09 | 4.76 | *83.57 | |
180040xx97x0xx | 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等2 なし | - | - | 15.25 | - | - | |
080011xx99xxxx | 急性膿皮症 手術なし | - | - | 11.73 | - | - |
整形外科は、股関節の疾患の治療のため、人工関節置換術を施行する患者さんが1位となっています。また、回復期リハビリテーション病棟を併設しているため、術後のリハビリにも力を入れています。
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 19 | 18.05 | 12.23 | 0 | *69.26 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし | 13 | 12.69 | 12.34 | 0 | *70 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 13 | 32.38 | 20.83 | 7.69 | *83.38 | |
110280xx02x1xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 1あり | 11 | 37.82 | 36.38 | 9.09 | 65.91 | |
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 17.71 | - | - |
内科では、慢性・末期腎不全の患者さんが1位となっており、当院で内シャント設置後、血液透析を導入される患者さんが多数いらっしゃいます。その他、尿路感染症や肺炎の患者さんを多く受け入れています。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし | 42 | 5.55 | 5.94 | 2.38 | 1.81 | |
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 21 | 6.38 | 5.7 | 4.76 | 2.38 | |
040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 17 | 5.65 | 6.32 | 0 | 2.65 | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし | 11 | 5.27 | 6.03 | 9.09 | 1.91 | |
161020xxxxx00x | 体温異常 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 10 | 5.2 | 5.73 | 0 | 1.6 |
小児科では、気管支炎や肺炎、喘息などの呼吸器系疾患の患者さんを多く受け入れています。
呼吸器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 41 | 9.24 | 10.04 | 4.88 | 37.56 | |
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし | 17 | 9.94 | 12.35 | 0 | 67.88 | |
040150xx97x00x | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 10 | 19.2 | 31.43 | 20 | 69.9 | |
040200xx99x00x | 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 9.14 | - | - | |
040030xx01xxxx | 呼吸器系の良性腫瘍 肺切除術 気管支形成を伴う肺切除等 | - | - | 9.85 | - | - |
呼吸器外科は、気胸に対して肺切除術を施行する患者さんが最も多く、次いで肺の悪性腫瘍に対して手術を施行した患者さんが多くなっています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 13 | 10.46 | 7.31 | 0 | *75.15 | |
110060xx99x21x | 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 あり | - | - | 21.84 | - | - | |
110080xx99030x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし | - | - | 14.81 | - | - | |
110080xx99000x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 10.52 | - | - | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし | - | - | 12.34 | - | - |
泌尿器科は、膀胱腫瘍、悪性腫瘍の患者さんが一番多くなっています。この他に、DPC算定対象外のため集計結果に反映されていませんが、1泊2日の前立腺癌検査入院の患者さんを多く受け入れています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 20 | - | - | 14 | - | 22 | 1 | 7,6 |
大腸癌 | - | - | 19 | 19 | - | 19 | 1 | 7,6 |
乳癌 | - | 1 | 7 | |||||
肺癌 | - | - | - | 10 | - | 13 | 1 | 7 |
肝癌 | - | - | - | - | - | 1 | 7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大がんと呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌について、集計期間に入院治療を行った初発患者の病期分類による延べ患者数、再発患者の延べ患者数を示しています。当院においてがんの診断、初回治療を行った場合を「初発」、初回治療以降の継続治療を行った場合を「再発」として集計しています。がんの病期分類は、がんがどれくらい進行しているのかという病期・進行度を意味し、StageIVが最も進行していることになります。
当院では胃癌、大腸癌、肺癌の患者さんを中心に受け入れています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 10 | 19 | 65.9 |
中等症 | 90 | 27.26 | *79.93 |
重症 | 50 | 33.7 | *82.36 |
超重症 | 17 | 39 | *81.18 |
不明 | - | - | - |
入院の契機となった病名が肺炎、急性気管支炎等であって、市中肺炎(入院後発症にした肺炎を除いたもの)の患者さんが対象となります。日本呼吸器学会、成人市中肺炎診療ガイドライン、肺炎重症度分類の定義に基づき、入院時の状態から重症度を決定し、重症度ごとに患者数、平均在院日数、平均年齢を示しています。
当院の傾向として、中等症の患者さんが最も多く、年齢的には80歳前後の患者さんが中心になっています。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 59 | 48.05 | *75.27 | 11.54 |
その他 | 19 | 69.11 | *74.32 | 1.28 |
脳梗塞を中心に治療を行った患者さんを対象として、その発症から入院までの日数別に症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。当院では、脳梗塞発症後3日以内の患者さんが多く入院しています。急性期の治療が落ち着いた後は回復期リハビリテーション病棟への転棟も含め、リハビリにも力を入れています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 70 | 3.07 | 4.14 | 0 | *60.43 | |
K6335 | ヘルニア手術 鼠径ヘルニア | 55 | 2.35 | 2.65 | 0 | *69.2 | |
K672 | 胆嚢摘出術 | 18 | 7 | 12.72 | 0 | *73.11 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 | 18 | 3.17 | 3.83 | 0 | 68.83 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 15 | 2.2 | 3.4 | 0 | 69.73 |
外科は、胆嚢摘出術、鼠径ヘルニア手術が多くなっています。また、当院では、低侵襲で整容性にも優れ、患者負担も少ないため早期社会復帰が望める腹腔鏡下手術を積極的に施行しています。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 259 | 0 | 1.06 | 0.39 | *75.82 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの | - | - | - | - | - | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの | - | - | - | - | - | |
K2683 | 緑内障手術 濾過手術 | - | - | - | - | - | |
K269 | 虹彩整復・瞳孔形成術 | - | - | - | - | - |
眼科で最も多い手術は、主に白内障に対して行う水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)で259件となっており、昨年度より微増しています。その他、網膜剥離に対して行う硝子体茎顕微鏡下離断術や、緑内障手術を施行しています。
消化器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 | 33 | 2.94 | 3.39 | 0 | *71.94 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 等 | 32 | 1.16 | 11.13 | 6.25 | *75.31 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 21 | 0.86 | 11.95 | 4.76 | *65.29 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 | 16 | 0.75 | 7.75 | 0 | *73 | |
K6872 | 内視鏡的乳頭切開術 胆道砕石術を伴うもの | 14 | 2.36 | 11 | 14.29 | *77.36 |
消化器科では、上位5位まで全て内視鏡手術となっています。中でも、大腸ポリープ切除術が一番多く、次いで総胆管結石の摘出等で施行する内視鏡的乳頭切開術も多く施行しています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0821 | 人工関節置換術(股) | 112 | 2.8 | 21.84 | 2.68 | 65.38 | |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 20 | 7.8 | 42.8 | 0 | *77.6 | |
K082-31 | 人工関節再置換術(股) | - | - | - | - | - | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | - | - | - | - | - | |
K0463 | 骨折観血的手術(足) 等 | - | - | - | - | - |
整形外科は、股関節の疾患の治療のため行う人工関節置換術が1位で、科全体の手術数の大多数を占めます。術後は、回復期病棟の転棟も含め、リハビリに力を入れています。
呼吸器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) | 46 | 3.37 | 6.22 | 6.52 | 41.83 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 | - | - | - | - | - | |
K496-2 | 胸腔鏡下醸膿胸膜又は胸膜胼胝切除術 | - | - | - | - | - | |
K513-2 | 胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術 | - | - | - | - | - | |
K5132 | 胸腔鏡下肺切除術 その他のもの | - | - | - | - | - |
呼吸器外科は、主に気胸に対して行う肺切除術が1位となっています。その他、肺の悪性・良性腫瘍に対する手術も施行しています。また、当院では、手術の傷が小さく術後疼痛が軽減され、呼吸機能低下が少ない胸腔鏡下手術を積極的に施行しています。
循環器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの | 24 | 2.71 | 3.96 | 0 | 68.42 | |
K596 | 体外ペースメーキング術 | - | - | - | - | - | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの | - | - | - | - | - | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術 その他のもの | - | - | - | - | - | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | - | - | - | - | - |
循環器科は、狭心症や心筋梗塞など、虚血性心疾患に対する、経皮的冠動脈ステント留置術が患者数上位を占めています。また、体外式ペースメーカーに接続して心臓ペーシングを行う、体外ペースメーキング術も施行しています。
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント設置術 | 19 | 5.68 | 25.11 | 5.26 | 68.21 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 等 | - | - | - | - | - | |
K0043 | 皮膚皮下粘膜下血管腫摘出術(露出部以外、長径6cm以上) | - | - | - | - | - | |
K213 | マイボーム腺梗塞摘出術 | - | - | - | - | - | |
K654-2 | 胃局所切除術 | - | - | - | - | - |
内科では、主に慢性腎不全の患者さんが血液透析導入に際し施行する、内シャント設置術が1位となっています。当院では、内シャントを設置後の継続した血液透析の通院もおこなっています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの | 13 | 1.38 | 8.08 | 0 | *75.15 | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの 等 | - | - | - | - | - | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | - | - | - | - | - | |
K830 | 精巣摘出術 | - | - | - | - | - | |
K773 | 腎(尿管)悪性腫瘍手術 | - | - | - | - | - |
泌尿器科1位の手術は、膀胱癌に対して施行する膀胱悪性腫瘍手術となっています。主に水腎症に対して施行する、尿管ステント留置術や、前立腺、精巣の手術も施行しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 15 | 0.49 |
異なる | 10 | 0.33 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 20 | 0.66 |
異なる | - | - |
重篤な疾患である敗血症、播種性血管内凝固症候群、その他の真菌感染症についての症例数です。入院のきっかけとなった病名と同一かそれ以外かで件数・発症率を集計しています。また、手術・処置等の合併症として分類される疾病についても同様に集計しています。手術の合併症の内訳としては、過去に人工股関節置換術を受けた方の人工股関節の脱臼・ゆるみや、透析を受けている方のシャントの閉塞等になっています。
更新履歴
2018/10/01
平成29年度指標 公開