消化器内科

診療・各部門

担当医及び専門分野

氏名・役職認定医・専門医
中澤 克行 診療部長日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
嚥下機能評価研修修了
自治医科大学医学部 臨床教授
北村 昌史日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会認定医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医
日本カプセル内視鏡学会認定医
嚥下機能評価研修会修了
堂福 慶吾日本外科学会専門医
後藤 翔太郎日本内科学会専門医
日本消化器病学会専門医
清水 美聡準備中
長嶺 伸彦 (非常勤)日本内科学会認定医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医・指導医
日本超音波医学会専門医・指導医
日本レーザー医学会認定医(2種)
アメリカ消化器内視鏡学会
日本肝臓学会東部会評議員
日本消化器内視鏡学会関東支部会評議員及び本部学術評議員
日本消化器病学会関東支部会評議員
日本超音波医学会代議員
毎週 火曜日 午前

2024年4月22日 現在

診療内容

消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)、肝臓、胆道、膵臓など消化器全般にわたり診療を行っています。原則的に予約制ですが救急患者様に対しては随時対応し、適宜緊急検査・処置を施行しています。スタッフは自治医科大学消化器内科の出身者であり、同大学と緊密に連携しています。

大学病院と同等以上の医療を提供できるよう知識・技術の研鑚を図っています。

特色

宇都宮市南部地区の中核病院としてすべての消化器疾患に対応し、地域の開業医の先生方との病診連携に努めています。当院の特色としましては、原則的に外来から入院まで主治医が一貫して診療に当たっています。さらに全入院患者様を対象とした検討会を週1度行い、治療方針を決定しています。苦痛の少ない安全な内視鏡検査を心掛け、消化器全般の悪性腫瘍の早期発見・早期治療を目指しています。近年注目されている消化管早期癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、大腸癌による腸閉塞に対する大腸ステント留置術、大きな総胆管結石に対する内視鏡的乳頭大口径バルーン拡張術(EPLBD)など新しい手技も導入しています。ここ数年の内視鏡検査は増加傾向にあり、年間の検査件数は上部消化管内視鏡検査2000件以上、大腸内視鏡検査1000件以上、ERCP100件前後で、治療内視鏡は200件を超えています。各種ガイドラインに沿った標準的な治療を行うとともに日進月歩の医療技術を取り入れるよう心がけています。なお、当病院は日本消化器内視鏡学会認定指導施設、日本消化器病学会認定関連施設に認定されています。

主要機器

・ 各種電子内視鏡、カラードプラ超音波診断装置、ヘリカルCT、MRI、血管撮影装置を駆使し診療しています。
内視鏡治療:消化管出血に対する止血術、消化管早期癌・腫瘍に対する粘膜剥離術(ESD)・粘膜切除術(EMR)・ポリペクトミー、閉塞性黄疸に対するドレナージ術、悪性胆道狭窄に対するステント留置術、総胆管結石に対する截石術(乳頭切開術および乳頭拡張術)などを行っています。
その他の治療:ウィルス性肝炎に対するインターフェロン療法・核酸アナログを用いた治療、肝臓癌に対してはエタノール局注療法や動脈塞栓術(TACE)を行っています。マイクロ波やラジオ波を用いた肝臓癌治療では自治医科大学と協力しています。炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)に対しては、顆粒球吸着や抗TNFα抗体(レミケード)を用いた治療などもおこなっております。

平成24年度実績

上部消化管内視鏡検査(治療内視鏡も含む)  2,158件
止血術  34件  ESD  10件  EMR/ポリペクトミー  15件
PEG増設  21件

大腸内視鏡検査(治療内視鏡も含む)  1,020件
止血術  18件  EMR/ポリペクトミー  432件
ステント留置  11件
経肛門的イレウスチューブ留置  5件

内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(治療内視鏡も含む)  89件
截石術  35件  ステント留置術 16件